世界中を飛び回る美女DJ、Peggy Gou(ペギー・グー)
いまや世界中を飛び回るDJスターの一員となったPeggy Gou(ペギー・グー)
今回は彼女の生い立ちや楽曲などをHouse Tengokuの視点で紹介しつつ、
彼女の音楽的、そして人間的な素晴らしさを余すことなく伝えていく。
最後の章では彼女が立ち上げたファッションブランドも紹介している。お気に入りの一着を見つけてほしい。
名前
Peggy Gou(ペギー・グー)
(名前から可愛い)
年齢
現在28歳で誕生日は7月3日(もう三十路)
生い立ち
1991年、韓国の仁川にて誕生
8歳までクラシックピアノを習っていたが、両親が英語を勉強させるためにペギー・グーは14歳にしてロンドンへ旅立つ。18歳の時に韓国へ一時帰国するも、アートを学ぶために再度ロンドンへ戻る。
ロンドン芸術大学卒業後、Harper's Bazaarの編集業に携わる。その後、音楽に専念するためドイツはベルリンへ移動。
今に至る。
彼女はFast Factsインタビューにて、「この子は何もできないから英語ぐらいやらせないとと親が言っていた、あなたもロンドンへ行けば英語できるようになるよ!」とジョーク交じりに語っている。
Peggy Gouの楽曲
彼女の作品は、現行のハウスミュージックとはまるで一線を画すものが多い。アシッドで、繊細で、どこか懐かしいメロディを奏でる。
音楽は、やはり聞くことが一番、私がおすすめする楽曲はこちら。
Peggy Gou - Starry Night
Peggy Gou - Starry Night (Official Music Video)
本楽曲のPVはJonas Lindstorm監督作品で、見ごたえありの作品だ。男性、女性、少年少女、ペギーそれぞれのダンスと共に、踊りによって一つになれる感覚を覚える。ペギーの声が若干ハスキーな部分も、味となって集約された作品だ。
Peggy Gou - It Makes You Forget
Peggy Gou - 'It Makes You Forget (Itgehane)'
開始から流れだすキック、ベルの音色、ドラムループのハットなど、それぞれの音が相まってうごめく。シンセがサラウンドで包み込んでいく。アシッドベースが徐々に右から迫ってくるのも必聴だ。本楽曲は Ninja Tuneというレーベルからのリリースとなっている。
ディストーションによって汚れたかのような裏拍ハット、コンゴ、そして安定したキック。彼女が持つベースラインはやはりなつかしさを感じさせる。レコードの画では、女の子の目がくりぬかれている、応急処置の必要はないのだろうか。と思ってると申請サイザーが入ってくるという、なんて悪魔的な曲なのだろうか。
他にもPeggyの曲はあるため、ここで紹介しきれないのはご勘弁である。是非お近くのレコードショップにてPeggy Gouを探してほしい。
DJ MIX
彼女は楽曲のプロダクションのみならず、DJとして世界中のギグをこなしている。今回は数あるDJ MIXの中から、こちらを見ていただきたい。
Peggy Gou Boiler Room x Dekmantel Festival DJ Set
こちらはPeggy GouがBoiler Roomに初出演した際のMIXである。この時は、DekmantelというオランダはRush Hourというレーベルが主催する野外パーティ。
Peggy's point 1
彼女は周りのオーディエンスの機微をとらえ、靴を脱いだり、王冠をかぶったり、気配りができている。DJがこうあるべきというプレイにとらわれないのである。
Peggy's point 2
踊りながらMIXを行っていること。日本のクラブで、ここまで情熱的にDJしている人を私はみたことがない。音楽を作りだすのは、最終的には人なのかもしれない。
また、バイナルの上に重りを置いておさえている点も、DJとしてのプロフェッショナルさが伺える。
Peggy's point 3
レコードの不具合があった際も、冷静に対応。音のなりもよく、1時間でストーリーを作り上げている。好きなものをかけたセットというより、Dekmantelと一体となった見事なセットといえる。
時間がある方は、是非ボリュームをこれまでにないぐらい大きくして、スピーカーもしくはヘッドホンで聞いていただきたい。冒頭3分で、あなたはハウスミュージックトリップへと旅立つ。
Peggy Gouはファッションセンスも抜群
このインスタグラムをご覧あれ。ほんとにDJなのかと疑うほどのファッションセンス。通り行く人皆が振り返るであろう。
そんな彼女は
自身のファッションブランドを立ち上げていた
その名も
PEGGY GOOODS
なんともそのまんまな名前で覚えやすい。以下グッズを紹介しておこう。
Tシャツ
黒のトップスで、ワンポイントが胸上部にあるのは控えめ。若者に大人気のGucciなどとは大きく差別化できるだろう。
パーカー
なんとも懐かしく、高貴な香りがするパーカー。この一着も見逃せない。
アウター
そしてこの一着、レディースを最後に魅せるのはなんといってもアウターである。
黒でタイトにキメたい、Berghainに行きたい日はみんなこれを着ている。
映画マトリックスで出てきそうな一着。タイトなスタイルに、鮮明な赤で彩る。もし着用している方がいればコメントを待っている。
ボトムス
ハット
なんとも高貴なハット。これさえあればダンスバトルは優勝、一瞬で王族になれる。
Closing
今回の記事ではPeggy Gouの生い立ちからブランドまでを紹介した。彼女の音楽は聴く人々に勇気と情熱を与える。DJとしての仕事を続けながらも、ファッションブランドを展開していくスピリットに脱帽である。この記事をきっかけに、Peggyそしてハウスミュージックを好きになってくれるを祈ってやまない。
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